6月22日(金)に 三浦組仏教婦人会連盟と坊守・寺族女性会による
第18回「女性のための仏教法座」が、横須賀市野比の最寶寺様にて
開かれました。
このたびのご講師は、住職の大学の恩師でいらっしゃる元龍谷大学学長
上山大峻(うえやまだいしゅん)先生で、浄土寺からも13名参加致しました。
雨が危ぶまれましたが、参加者は広い会場いっぱいの135名でした。
上山先生は、ご専門の敦煌仏教では世界的権威でいらっしゃいますが、
最近は同郷の山口の詩人 金子みすゞさんを通して浄土真宗の味わいを
お伝えいただきたいとの要望が多く寄せられてくるそうです。
先生は金子みすゞさんと同じ高校の後輩でいらっしゃり、
金子みすゞさんについてのご著書も何冊もお書きになっていらっしゃいます。
このたびの講題は、「金子みすゞ いのちのうた」でした。
先生は金子みすゞさんの詩をご紹介されながら、仙崎で育った金子みすゞさんの生活が、お念仏を大切にする風土(土徳)の中にあったことが、そこここに垣間見ることができるとご紹介されました。またそうした生活の中で育まれた彼女のまなざしは、私たちが当たり前のように見ている視点とは違う目線で注がれていることにも触れられました。
金子みすゞさんの詩を味わいながら、仏様の慈悲のお心をお伝え下さった一日でした。
当日は、金子みすゞについて先生が書かれた最近の著書も販売されましたが、
あっという間に60冊余りを皆さんがお求めになりました。自照社出版から出ています。
上山先生のお話に、会場の皆さんは楽しく笑ったり思わず涙したりしながら
じっくり聞き入っていました。本当にありがたい研修会の一日でした。
その日のうちに山口のご自坊にお帰りになった先生は、後日伺ったところ
夜中の12時近くにお着きになったそうです。遠路本当にありがとうございました。