2012年3月15日木曜日

3月11日 震災法要

あの大震災からちょうど1年目の3月11日、「東日本大震災犠牲者追悼法要」を本堂でお勤め致しました。いつも春のお彼岸前に発行の「浄土寺だより」に告知しましたが、発送が間に合わず常例法座の方々だけのご案内となってしまいました。申し訳ございませんでした。


 お勤めの後、住職が「歎異抄」の中の一節、親鸞聖人の「火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」のお言葉をご紹介し、「震災で犠牲となられた方々のいのちと私たちは、たとえ家族や親戚、知人でなかったとしてもつながっています。亡くなられた方々のかけがえのないいのちを大切に、私たちのいのちとして生かさせていただきましょう。」、とお話し致しました。
 法要後、皆さんと書院でお茶を飲みながら、あの日それぞれが経験したことや感じたことなどを思い出し語り合いました。一年経っても、まだ被災地は復興の端緒についたばかりの有様で、わが身に引き寄せながら私たちにできることを語り合いました。一人家であの日の津波の映像を見ていると、辛くそして不安な気持ちになるけれど、みんなで「怖かったねえ」「びっくりしたね」と言い合えることで安心できるって不思議です。こうした何気なく支えあう場を大切にしたいものです。(坊守記)